スポーツ楽しんでますか?
さて、スポーツトレーナーという仕事をしているとよく聞かれる質問に答えてみようと思います(^^♪
Q.スポーツトレーナーってどんな仕事?
A.ざっくり言って選手を支える仕事です。競技の技術を指導するインストラクターやコーチと異なり、トレーニングの指導やケガから復帰するためのリハビリ指導、心身の調子を整える(コンディショニング)手伝いなどが仕事となります。
Q.スポーツトレーナーの専門性は?
A.スポーツトレーナーには大きくざっくり分けて、コンディショニングや競技力向上を目的としたトレーニングの指導を主とするストレングス アンド コンディショニングトレーナー(頭文字をS&Cトレーナーと呼びます)。マッサージやストレッチなど痛みの緩和や身体の柔軟性向上を主とするメディカルトレーナーがあります。日本では一人のトレーナーが兼任するケースが多いですが、規模の大きいチームでは分業されています。
Q.スポーツトレーナーになるためにはどうしたらいいの?
A.スポーツトレーナーは国家資格では無いため、法律上、名称独占や業務独占はありません。極論、あなたが今からスポーツトレーナーやアスレティックトレーナーと名乗っても何ら差支えません。そのため、スポーツトレーナーとして仕事をしていくためには資格が差別化のポイントになります。もちろんプロの仕事ですから、何ができるか!が大切なのですが、資格が無いと仕事のスタートラインにすら立てません。
Q.資格は何が必要なの?
A.国スポやオリンピック、プロスポーツに関わりたい場合は、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)が必要です。専門学校や大学に通い取得するのが一般的です。この資格がないと、どんなに腕があっても国スポ等の仕事に関われません。(細かいことはツッコまないでくださいね(^_-)-☆)
参考までに日本スポーツ協会のホームページを貼っておきますね→ATインフォメーション - スポーツ指導者 - JSPO
ホームページ中央付近に取得できる学校の一覧があります。
メディカルトレーナーを目指す方は、理学療法士・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師などの医療系国家資格を取得します。
そのほかには、NSCA・JATI・NESTAなどいろいろな協会が認定する資格があります。なかでも全米アスレティック協会が発行しているNATA-ATCは、アメリカでは准医療資格となり信頼性が高い資格となっています。
このように色々な協会の資格があり、難易度も様々です。
さて今回はよくある質問に答えてみました。スポーツトレーナーって曖昧で言葉が独り歩きしている感があります。
皆さんのまわりにいるトレーナーさんにトレーナーとしての専門や持っている資格を聞いてみてくださいね(^^)/